シンポジウム「パレオゲノミクスと次世代マヤ考古学-科研費(S)研究の進捗状況報告」

日  時: 2023年7月29日(土)12時45分~15時45分(開場:12時30分)
会  場 公立小松大学 中央キャンパス 305・306講義室
(https://www.komatsu-u.ac.jp/campusguide/campus-map/)
開催方式: 対面およびオンライン
参加方法: 以下URLのお申し込みフォームより参加申込をお願いいたします。
対面・オンラインのどちらかを選んでお申込みいただけます。
(https://forms.gle/vyJkoChAhotB7ins8)
 ※お申込みフォームが開かない場合は、お手数となりますがお問い合わせメール宛てにご連絡いただければと思います。
参加費 : 無料
言  語: 日本語
主  催: 日本学術振興会・科研費基盤研究(S)「パレオゲノミクスによるマヤ文明コパン王朝のダイナミクス解明」
(課題番号:22H04928、研究代表者:中村誠一)
共  催: 金沢大学 古代文明・文化資源学研究所
公立小松大学 次世代考古学研究センター
発表者 : 中村誠一(公立小松大学 次世代考古学研究センター長)、
市川彰(金沢大学古代文明・文化資源学研究所准教授)、
中込滋樹(金沢大学古代文明・文化資源学研究所客員准教授)、
覚張隆史(金沢大学古代文明・文化資源学研究所助教)

▼問い合わせ先
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問い合わせ先:公立小松大学 次世代考古学研究センター
komatsu.ngas@gmail.com
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シンポジウム「パレオゲノミクスと次世代マヤ考古学-科研費(S)研究の進捗状況報告」

(pdf)



プログラム

12:30

開場

12:45-13:15

中村誠一(次世代考古学研究センター長、特別招聘教授)
「コパン研究とパレオゲノミクス」

 19世紀以来のマヤ文明諸遺跡における調査研究史において、コパンの占める位置は突出している。特に、1970年代後半からの一連の継続的な考古学プロジェクトの実施により、コパンは理論と実証の両面において、マヤ文明研究全体を牽引する遺跡の一つとなっている。本発表では、そういった研究潮流の中で、科研費(S)研究が従来のコパン研究が解き明かすことのできなかった諸相を解明し次世代のマヤ考古学の創成につながるという展望を述べる。

13:15-13:45

市川彰(金沢大学古代文明・文化資源学研究所准教授)
「物質文化からみた非マヤ系民族とコパン王朝の交流:エルサルバドルの考古学調査から」

 コパン王朝と非マヤ系民族の交流がどのようなものであったのか。この問いに対して、本発表では物質文化の比較分析から検討することを目的とする。特に現在のエルサルバドルとその周辺に居住していたとされる非マヤ系集団に焦点をあて、コパン王朝創始以前の先古典期から王朝が最盛期を迎える古典期後期にかけての物質文化の変遷を把握する。そして、今後、古人骨のゲノム解析の結果を考察する際の作業仮説を提示する。

13:45-13:55

 小休憩

13:55-14:25

覚張隆史(金沢大学古代文明・文化資源学研究所助教)
「古人骨からゲノムを読む〜コパン遺跡の現場から〜」

 近年、遺跡から出土する人骨から全DNA配列(ゲノム)データの取得が可能になり、人類の起源研究の新しい時代が到来している。古人骨のゲノム解析の成功率は熱帯地域よりも寒冷地域がより高く、これまで熱帯地域における古代ゲノム解析は不可能であると考えられてきた。本発表では、古人骨の中にどの様に古代のDNA分子が保存され、古代のDNA配列をいかに効率的に決定するか、その手法の研究開発について紹介する。

14:25-14:55

中込滋樹(金沢大学古代文明・文化資源学研究所客員准教授)
「古人骨のゲノム解析から何が分かるのか?」

 あらゆる生物種のゲノム解析が急速に進む中で、その技術はかつて存在していたヒトや病原菌までものゲノム解読へと応用されてきた。そして、その情報は私たちヒトがどのように進化してきたかを理解する上で、極めて有効であることが実証されてきた。本発表では、過去と現代のゲノム情報を組みわせることで、私たちは何を知ることができるかを実際の研究事例を含めながら紹介する。

14:55-15:05

小休憩

15:05-15:45

質疑応答、ディスカッション
モデレーター:関雄二(国立民族学博物館名誉教授)