JICA草の根技術協力事業「ティカル国立公園への観光回廊における人材育成と組織化支援プロジェクト」２０２２年度本邦研修 アクションプラン発表会

現地時間11月21日に、グアテマラのフローレス市にて、JICA草の根技術協力事業「ティカル国立公園への観光回廊における人材育成と組織化支援プロジェクト」の2022年度本邦研修修了生によるアクションプラン発表会が行われました。中村誠一教授や現地スタッフの立ち会いの下、フローレス市長、在グアテマラ日本国大使館職員、JICAグアテマラ事務所職員も含めて、合計34名にご出席いただきました。

この出席者の半数は、同プロジェクトの研修修了生OBであり、今回のアクションプラン発表会を機に、修了生同士やそれぞれのアクションプラン間の連携を深めるように今後活動していくための提案が研修生たちから出ていました。特に、2022年度の本邦研修修了生である Roberto Ariel Aguilar Chan氏 （フローレス市役所職員）が中心となって、 JICA関連研修修了生OBの会を組織していくとともに、OB間の交流やアクションプランの連携を深めていく方針となっています。

本プロジェクトは2022年12月28日をもって終了となりますが、上記のような現地住民の自発的な動きが生まれ始めたことは本プロジェクトの大きな成果と言えます。今後、JICA関連研修修了生OBの会を中心に、フローレス市役所をはじめとする現地連携機関や各コミュニティの地域住民が手を取り合い、さらに活発な経済活動を持続的に続けていくことが期待されます。