文化庁令和4年度文化遺産保護国際貢献事業(文化遺産国際協力拠点交流事業)「中米におけるマヤ文明文化遺産の三次元計測と取得データの活用に関する人材育成事業」2023年1月~2月研修に関して

 中村誠一教授(古代文明・文化資源学研究所 所長)を実施責任者とする令和4年度文化遺産国際協力拠点交流事業「中米におけるマヤ文明文化遺産の三次元計測と取得データの活用に関する人材育成事業」の新たな研修が1月24日から始まりました。

 これまで、9月には、野口淳先生(古代文明・文化資源学研究所 客員研究員)が講師を務め、ホンジュラスの世界遺産「コパンのマヤ遺跡」での対面研修を行いました。その後も、ペルーやエクアドルなど南米諸国からの研修参加者が増えてきたことを受けて、2回(2022年11月と2023年1月)にわたって、講義動画をオンラインで配信してきました。

 そして、いよいよ1月24日から新たなオンライン講義を開始した形となります。講師はこれまでと同様、野口淳先生に加え、淺田なつみ先生(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター アソシエイトフェロー)と白石明香先生(東京文化財研究所 保存科学研究センター 研究補佐員)にも講義を担当していただきます。

 1月24日~2月1日の間に6回の講義を行いますが、今回は特に、卓上型LiDARやモバイルLiDAR、航空LiDAR、ドローン写真測量などを扱うとともに、石造文化遺産の実例を紹介する予定です。これらのテーマは、これまでの講義のアンケート結果を踏まえており、より現地でのニーズに沿った講義が展開されることになります。

 初日の時点で、120人が参加登録しており、そのうち約3割が新規受講生となっています。毎回のアンケートで高評価を得ている本研修事業ですが、今回の参加登録者にとっても大変有意義な研修となることが期待されます。



主  催: 金沢大学 古代文明・文化資源学研究所
講  師: 野口淳 先生(金沢大学 古代文明・文化資源学研究所 客員研究員)
淺田なつみ 先生(東京文化財研究所 文化遺産国際協力センター アソシエイトフェロー)
白石明香 先生(東京文化財研究所 保存科学研究センター 研究補佐員)
使用言語: 英語(スペイン語通訳付き)
時間帯 : 10時00分~11時30分(日本時間)
講義方法: Zoom Meeting
  



日程

日程 開催日 講義内容 担当講師
1日目 1月24日(火) 文化遺産3D計測の機器と技術 野口先生
2日目 1月25日(水) 卓上型LiDARスキャナ 野口先生
3日目 1月26日(木) 石造文化遺産の3D計測1(石造文化遺産の修復における3次元計測の実践:カンボジア、アンコール・タネイ寺院遺跡の事例) 淺田先生
4日目 1月27日(金) 石造文化遺産の3D計測2(石造文化遺産の調査、保全における3次元計測の実践:ドローン写真測量) 淺田先生
白石先生
5日目 1月31日(火) モバイルLiDARスキャナ 野口先生
6日目 2月1日(水) 航空LiDARとデータの利用 野口先生

文化庁令和4年度文化遺産保護国際貢献事業(文化遺産国際協力拠点交流事業)「中米におけるマヤ文明文化遺産の三次元計測と取得データの活用に関する人材育成事業」2023年1月~2月研修