金沢大学古代文明・文化資源学研究所「教員公募」- 2025年度


1. 職種及び募集人員:教授(任期なし)あるいはテニュア・トラック准教授1名

※ テニュア・トラック准教授の任期は原則5年(引き続いた本学在職歴を有する者については,当該期間を通算して10 年を超えない範囲内での任期となります。)です。
研究・教育業績に係る学内審査の結果に応じて、任期満了後にテニュアを付与します。
なお、テニュア付与の場合、上位職への昇任もあわせて審議される場合があります。

テニュア付与審査事項

(1)研究成果が優れていると認められること(研究論文,国際会議での発表及び受賞状況等)

(2)外部資金(研究費)の獲得状況

(3)研究計画の達成状況

(4)教育活動の実施状況


2. 所属:

(1) 研究(教員)組織: 古代文明・文化資源学研究所

(2) 教育(学生)組織: 人間社会学域人文学類及び大学院人間社会環境研究科人文学専攻


3. 専門分野:考古学・考古科学

※古代文明・文化資源学研究所の考古学部門ないし考古科学部門の研究グループに所属していただくことになります。


4. 担当科目:

(1) 学士課程専門教育:古代文明論、考古学概説、考古学実習、博物館展示論、博物館実習
その他専門に関する講義・演習

(2) 大学院博士前期課程:考古学実習、文化資源学概論
その他専門に関する講義・演習

※上記(1)、(2)の担当科目を英語で行っていただく場合があります。


5. 応募資格:以下の条件を全て満たすことが必要です。

(1) 考古学、考古科学、または古代文明研究において、顕著な業績を有すること。

(2) 大学の方針を踏まえ、先端的な考古学ないし考古科学分野の研究を実施できること。

(3) これまでの大学の取り組みを踏まえ、古代文明・文化資源学研究所と人文学類考古学研究室の運営を担当できること。

(4) 博士の学位を有すること。

(5) 国籍は問わない。ただし、日本語に加え、英語で授業、学生指導その他の業務が支障なく遂行できること。

(6) 採用後、金沢市又はその近郊に居住できること。


6. 応募締切日:2025年10月14日(火曜日)必着


7. 採用予定日:2026年4月1日以降のできるだけ早い時期


8. 提出書類:

(1) 履歴書※

(2)業績一覧(研究業績、教育実績、外部資金の獲得状況、社会貢献を含む。論文については査読の有無を記すこと)※

(3)研究業績のうち主要なもの5点(別刷、または複写)

(4)研究業績のうち、各論文、研究発表等の要旨(おおむね200字から400字程度。該当論文等の雑誌・予稿集等掲載時の要旨を転用して構わない。著書については要旨不要)

(5)今後の研究計画、本学に着任した場合の教育の抱負(1000字程度)

(6)上記(1)(2)(4)(5)の電子化データ(PDF)を収めた媒体(USBメモリ等)(郵送の場合)

※履歴書及び業績一覧はできるだけ本学指定の様式を使用願います。様式は以下のページからダウンロード可能です。

https://hss.w3.kanazawa-u.ac.jp/information/koubo/


9. 選考方法 書類選考:

書類選考の後、面接及び模擬授業をお願いすることがあります。その際に要する旅費等は、国内外を問わず応募者のご負担となりますので、あらかじめご了承願います。


10. 応募書類の提出先
応募書類は JREC-IN Portal Web 応募または郵送にて受け付けます。

【JREC-IN Portal Web 応募の場合】
書類を全て PDF 化し、1 つの ZIP ファイルにまとめてJREC-IN PortalからWeb応募にて提出してください。(提出書類(3)については現物のコピーを PDF 化したもののほか、出版社作成の校正原稿のPDF も可)。なお、単著書については、現物の別途郵送も可。

【郵送の場合】
〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学古代文明・文化資源学研究所 所長 中村慎一 宛

※「古代文明・文化資源学研究所教員 公募書類在中」と朱書きし、配達の記録が残る方法(簡易書留など)で郵送してください。

※応募書類は原則として返却いたしません。特に返却を希望される場合は、必要額の切手を貼付した返信用封筒(宅配便の場合は着払いの送り状)を同封願います。


11. 問い合わせ先

選考委員会 足立拓朗: mppnb@staff.kanazawa-u.ac.jp


12. その他:

給与については、国立大学法人金沢大学職員給与規程を適用します。国立大学法人金沢大学職員給与規程、就業規則等の詳細は、下記のURLをご参照ください。
https://www.kanazawa-u.ac.jp/university/administration/regulation/rules
なお、年俸制を適用します。



※金沢大学では、教員の英語による教授能力の向上、英語による開講科目の増設等を前提とした英語教育の強化に取り組んでいます。

※金沢大学では、ダイバーシティ研究教育環境の整備を推進しています。詳しくは下記のURLをご参照ください。
https://ipdi.w3.kanazawa-u.ac.jp/

※金沢大学では男女共同参画社会基本法の趣旨に則り、女性研究者の積極的な応募を歓迎します。また、金沢大学では、選考に際して研究業績及び資格に関わる評価が同等と見なされる場合には、女性を優先的に採用します。

※金沢大学では、女性研究者支援制度を構築し、女性研究者からの種々の相談に応じる体制を整備しています。