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矢口直道准教授がインドで調査をおこなっています。
学術振興会「頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム」にて、「インド仏教石窟の文化資源化の過程プロジェクト」をおこなっています。
・2011.2月から3月の調査
紀元前後の開窟とみられるクダー石窟群は、インド仏教石窟の区分では前期に属し、その開窟の過程を明らかにする目的で,3次元実測調査を行った。建築的には木造起源の様式を残しているが、紀元前後のブラフミー文字の刻文とともに、5−6世紀に彫刻された仏像で有名な遺跡である。
・2011.7月から10月の調査
5世紀に開窟されたアジャンター石窟群のうち、21窟から26窟の開窟過程を明らかにするため、3次元実測調査を行う。アジャンターは5世紀の壁画が世界的に有名であるが、建築的にも隣り合う石窟間で様々な微調整の痕跡が見られる。
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