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形態文化資源部門

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有形文化資源に関する調査研究 (部門リーダー:中村 誠一)

 本部門では、景観・遺跡・各種建造物・絵画・彫塑・工芸など、ある特定の形態をもって存在する文化資源、すなわち有形の文化資源に関する調査・研究・保護・活用に取り組む。具体的な研究分野としては、美術史・工芸史・考古学・建築史・景観史・文化財学・博物館学などの諸領域を含むが、各領域に固有の資料的・方法論的制約を超えた多角的・包括的な研究を展望している。当然のことながら、調査研究のフィールドも広く、アジア、ヨーロッパ、およびアメリカ大陸に跨る。また、その内容も多岐にわたっており、文化資源それ自体の発掘・保存事業から、教育・利活用分野の人材育成までを視野に入れている。こうした理念の下、「ヨルダン考古学研究・教育連携プロジェクト」、「ベトナム公共考古学プロジェクト」、「壁画診断調査に関する日伊共同研究プロジェクトの展開」、「世界複合遺産ティカル総合プロジェクト(グアテマラ)」、「世界遺産コパン総合プロジェクト(ホンジュラス)」などの多様な国際共同研究事業を実施しており、国際文化資源学の豊かな可能性を追求している。

研究活動写真集

 

スタッフ

氏名 職名 専門  
中村誠一
国際文化資源学研究センター教授 マヤ考古学・世界遺産学
藤井純夫 人間社会学域 人文学類 教授 西アジア考古学
中村慎一 人間社会学域 人文学類 教授 中国考古学
矢口直道 人間社会学域 人文学類 准教授 東洋建築史
大村雅章 人間社会学域 学校教育学類 教授 フレスコ画、油彩画、テンペラ画
江藤 望 人間社会学域 学校教育学類 准教授 彫塑制作研究、彫刻造形論
足立拓朗 人間社会学域 人文学類 准教授 西アジア考古学・博物館学
塚脇真二
(協力教員)
環日本海域環境研究センター 教授 海洋地質学
山形眞理子 国際文化資源学研究センター
特任教授
東南アジア考古学
秦 小麗 国際文化資源学研究センター
特任准教授
東アジア考古学
吉田泰幸 国際文化資源学研究センター
特任准教授
東アジア考古学・博物館学
松村恵里 国際文化資源学研究センター
特任助教
文化人類学
宮下隆晴
(客員教員)
国際文化資源学研究センター
客員教授
イタリアの中世・ルネサンス美術史  
小柳美樹
(客員教員)
中国考古学
安倍雅史
(客員教員)
東京文化財研究所
特別研究員
西アジア考古学


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