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8月25日(土)に国際シンポジウム「チベット美術の過去・現在・未来」が開催されます。
このたび、石川県立歴史博物館において行われる特別展「マンダラ −−チベット・ネパールの仏たち−−」にあわせて、チベット美術の国際シンポジウムを開催いたします。チベットはインドの仏教の伝統を受け継いだ重要な地域です。仏像や壁画、マンダラなどの膨大な数の美術作品が生み出されました。このシンポジウムでは、チベット美術の研究をリードする国際的な研究者が一堂に会し、最新の研究成果を発表します。世界的にも最高水準の研究集会となります。チベット美術の豊穣な世界に触れる絶好の機会です。皆様の御参加を心からお待ちしています。
日 時:平成24年8月25日(土)午前10時00分〜午後4時50分
場 所:石川県立歴史博物館 2階 学習ホール(〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-1)
題 目:「国際シンポジウム チベット美術の過去・現在・未来
」
入 場:無料
主 催:金沢大学国際文化資源学研究センター
協力:石川県立歴史博物館
問合せ先:金沢市角間町 金沢大学人文学類 森雅秀(abhaya@staff.kanazawa-u.ac.jp)
プログラム
1 10:00〜10:15 趣旨説明 森 雅秀(金沢大学・教授)
2 10:15〜10:45 蒙満における成就法と曼荼羅儀軌の相承 菊谷竜太(東北大学・専門研究員)
3 10:45〜11:15 近代日本人と熱河・承徳 高本康子(北海道大学スラブ研究センター・学術研究員)
4 11:15〜11:45 大谷探検隊とチベット 能仁正顕(龍谷大学・教授)
5 13:00〜13:30 「大清乾隆年敬造」銘を持つ仏像と六品仏楼
那須 真裕美(種智院大学・非常勤講師)
6 13:30〜14:00 仏・菩薩像におけるチベット風服制 大羽恵美(日本学術振興会特別研究員・愛知学院大学)
7 14:00〜14:30 チベットの仏教説話図 奥山直司(高野山大学・教授)
8 14:30〜15:10 中国蔵伝仏教美術の研究の現状と将来像(発表は中国語、通訳あり)
羅 文華(故宮博物院・研究員)
9 15:20〜15:50 ペンコルチューデ寺院の昔と今 川﨑一洋(高野山大学・非常勤講師)
10 15:50〜16:20 中央チベットを中心としたチベット仏教美術の現状 正木 晃(宗教研究家)
11 16:20〜16:50 2012ムスタン調査−− ローマンタン・チャンパラカンとトゥプチェンラカンの現況 −−
田中公明((財)中村元東方研究会・研究員)