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「Cultural Resource → Contemporary Music」vol. 2
作曲家Lei Liang氏を迎えて

 国際文化資源学研究センター、伝承文化資源部門では、多様な音楽ジャンルを対象に「音楽とアイデンティティー形成」「音楽表現とエスニシティ」に焦点をあてた研究を行ってきました。今回は、現代音楽の最前線で活躍される作曲家のLei Liang氏をお迎えし、彼の作品紹介を中心に、創作表現と密接に関わる彼自身の文化的アイデンティティー、また彼の根底に存在するアジア人としての思想についてお話頂きます。なお、講演は英語で行われ、専門的な説明が必要な部分に関しては、日本語にて解説いたします。2012年9月に当研究センター国際共同研究プロジェクトの一環としてニューヨークにて行われました第1回に続くレクチャー・コンサートです。どなたでもご参加頂けますので、参加者全員で文化資源が新しい表現創造へと結びついていく可能性を考えていきたいと思います。


<講師紹介>
Lei Liang
1972年中国出身。ニュー・イングランド音楽院で学士号、修士号を取得後、ハーバード大学にて博士号を取得する。ハーバード大学では、国際経済フォーラムにおいてA Young Global Leaderのフェローシップを受ける。現在、カリフォルニア大学サンディエゴ校の音楽学部准教授を務め、アメリカを拠点として国際的に活動する。 2011年ローマ賞をはじめ、グッゲンハイム・フェローシップ、アーロン・コープランド賞を受賞。ニューヨークフィルおよび音楽監督であるアラン・ギルバートが始めた演奏会シリーズCONTACT! からの委嘱を受ける。その他、National Endowment for the Arts, Fromm Music Foundation, ベルリン・シャルーン・アンサンブル(ベルリンフィルメンバーによる), バークレー・シンフォニー, アルディッティ弦楽四重奏団など、名立たる演奏団体から委嘱を受け、作品が演奏されている。

日時:2013年7月26日(金)16:30-18:00
場所:人間社会4号館 音楽ホール

企画担当者:浅井 暁子(人間社会研究域 准教授、当センター教員)
問い合わせ先:akikoasai@ed.kanazawa-u.ac.jp

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