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2015年6月28日(日)に第11回 文化資源学セミナー「女性がきりひらくアジア文化資源の未来」を開催します。

 国際文化資源学研究センターでは、2015年6月28日(日)に第11回 文化資源学セミナー「女性がきりひらくアジア文化資源の未来」を以下の日程で開催します。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます

日 時:2015年6月28日(日)13:30-17:10
場 所:石川県四高記念文化交流館 多目的利用室3(金沢駅東口より北鉄バス香林坊中央公園前下車すぐ)
入 場:無料 
詳 細:チラシPDFをご覧ください。
主 催:金沢大学人間社会研究域附属 国際文化資源学研究センター
共 催:金沢大学大学院人間社会環境研究科 文化資源マネージャー養成プログラム
問合せ先:金沢大学人間社会研究域付属 国際文化資源学研究センター

 このセミナーは金沢大学 国際文化資源学研究センター地域ユニット「南・東南アジア」企画セミナーとして開催します。

 


会場の参加者

佐藤桂さん発表


池田瑞穂さん発表

対話風景

<報告>
  第11回文化資源学セミナー「女性がきりひらくアジア文化資源の未来」には2名の講師と約30名の出席者が集い、様々な意見交換が行われた。講師の池田瑞穂氏はタイ各地で進行している地域コミュニティ主体の様々な事例をあげ、文化資源保護と活用の方向性について論じ、池田氏自身の取り組みとして考古資料を用いた新たな学習プログラムの構築について語った。佐藤桂氏は建築史の立場から、女性が伝統的民家を建てるというブータンの事例と、カンボジアのクメール寺院で実施された女性にも扱いやすい最新技術による測量の事例などについて語った。講師と出席者による対話の中で、女性が文化遺産国際協力の分野で仕事を続けるには様々な困難が伴うという現実がある一方で、女性の視点や感性を活かした貢献として、日常生活に密着した衣食住に関わる分野などに将来性があることも指摘された。アジア文化資源の未来は女性の手中だけにあるわけではないが、女性の活躍が明るい未来への原動力になることは間違いない。 (報告:山形)


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