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ニュース

2015年10月31日(土)に イラン・イスラム共和国大使館にて「第15回 イラン考古学セミナー」を国際文化資源学研究センターの共催で開催しました。

 これまでに日本の調査隊がイランで行った考古学調査や日本人のイラン考古学の研究成果や博物館収蔵品を紹介する目的で、下記セミナーを開催致しました。

日 時:2015年10月31日(土) 10:00~14:50
場 所:イラン・イスラム共和国大使館(地下鉄日比谷線広尾駅下車 徒歩15分)
    東京都港区南麻布3-13-9 電話 03-3446-8011
参加費:無料
主 催:イラン・イスラム大使館、筑紫女学園大学
共 催:国際文化資源学研究センター

プログラム
10:00~10:10 開会の辞  ホセイン・ザンジャニ(イラン・イスラム共和国臨時代理大使閣下)
10:10~11:10 「近年の発掘調査から見たイランにおける農耕・牧畜の起源(The Origins of Agriculture in Iran:the Recent Excavations and Archaeological Studies in Iran)」 安倍 雅史(早稲田大学高等研究所)
11:10~12:10 「シルクロードを旅してきたガラス器 ―化学組成による起源推定―
(Glass vessels Travelled the Silk Road: Provenance Investigation based on Chemical Composition)」阿部 善也(東京理科大学)
13:40~14:40 「イラン古代の建築術-メソポタミアとの比較の視点から(Iranian Ancient Architecture: from a Comparison with the Mesopotamian Architecture)」 岡田 保良(国士舘大学)
14:40~14:50 閉会の辞 大津 忠彦(筑紫女学園大学)


図1

図2


図3

図4


図5

図6

<報告>
 10月31日(土)にイラン・イスラム共和国大使館において、第15回イラン考古学セミナーが開催された。昨年度から、金沢大学国際文化資源学研究センターは共催として関わり、足立拓朗准教授が運営を担当している。
 午前10時に始まった本セミナーは、臨時代理大使のホセイン・ザンジャニ閣下のご挨拶の後(図1)、3名の研究者の発表が行われた。まず、当センターの客員准教授でもある早稲田大学の安倍雅史氏により「近年の発掘調査から見たイランにおける農耕・牧畜の起源」(図2)、そして東京理科大学の阿部善也氏による「シルクロードを旅してきたガラス器―化学組成による起源推定―」(図3)がわかりやすいスライドにより説明された。
 昼食は大使館のご厚意により、参加者全員が大使館公邸に招かれ、イラン料理をご馳走になった(図4, 5)。午後から、国士舘大学の岡田保良氏により「イラン古代の建築術-メソポタミアとの比較の視点から」の発表があり(図6)、午後3時に閉会した。今年は73名の方が参加された。(報告:足立)



 

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