文化資源情報部門
- ホーム
- 研究部門とスタッフ
- 文化資源情報部門
文化資源情報の収集・社会還元 (部門リーダー:上田 望)
文化資源に関わるさまざまな情報の、体系的な収集・管理・公開・社会還元を行うとともに、そのための研究・開発を行います。 文化資源学があつかう情報は多岐にわたり、その形態も有形文化遺産である絵画、彫刻、建造物、考古学的遺品、無形文化遺産である芸能、祭礼、儀式、習俗、さらにはその両者の基礎となる言語、音楽、技術などさまざまです。この部門では、実際の作品や出土品などのモノをはじめ、それらの画像情報、あるいは文書(もんじょ)や史料などの文字情報、儀式や祭礼などの動画情報、音楽、方言などの音声情報などを、それぞれの形態にふさわしい方法で収集・整理し、効率的な管理、公開を行います。そしてそのためのメソッドを開発し、具体的な成果を公開することで、社会への還元、あるいは国際貢献を進めます。
センターの他の二部門、すなわち形態文化資源と伝承文化資源があつかう情報を体系化して管理することで、それぞれの研究を支援するとともに、両者の統合を図り、より包括的な文化資源研究を進めていきます。そのために、学内の総合メディア基盤センターや、データベース研究会のバックアップを受け、最新の情報処理研究の成果を有効に活用します。
文化資源学の教育の分野にも積極的に関わり、大学院レベルでの学際的な文化資源学の情報教育をすすめるとともに、留学生を対象とした文化資源情報学プログラムを提供します。さらに、博物館学芸員や地方自治体の文化行政スタッフなどを対象に、文化資源情報に関するリカレント教育を実施し、社会貢献につとめます。
スタッフ