本研究の成果

<全体研究会>

本研究プロジェクトではこれまでに3回の全体研究会を開催しています。各研究会での研究発表題目は以下の通りです。

第1回全体研究会 2019年8月10・11日 金沢大学
①足立拓朗「南レヴァント先史時代の遊牧民交易」
②山藤正敏「死海地溝帯域における前期青銅器社会の変遷」
③安倍雅史「ディルムンと遊牧民:バハレーン島の考古調査」
④小高敬寛「『肥沃な三日月地帯』の社会再編とヒトの移動」
⑤上杉彰紀「アラビア半島北岸地域の社会と海洋交易」
⑥長谷川奏「紅海沿岸の港まちハウラーをめぐるヒトとモノの移動」
⑦徳永里砂「ヒジャーズ地方のグラフィティとペトログリフ」
⑧藤井純夫「部族制遊牧社会の形成過程を考古学でどう追跡するか:これまでの試みと今後の展望」

第2回全体研究会 2020年2月22日 石川四高記念文化交流館
①藤井純夫「銅石器時代の線状集落・墓域・水利システム:ハラアト・ジュハイラ2号遺跡の第7次発掘調査」
②足立拓朗「2019年度ワディ・グバイ遺跡周辺およびソフワーン遺跡周辺の調査」
③小高敬寛「イラク・クルディスタン、シャフリゾール平原の後期新石器時代」
④安倍雅史「バハレーン、ワーディー・アッ=サイル古墳群の第6次調査」
⑤上杉彰紀「バハレーン島におけるインダス系器物からみた海洋交易の様相」
⑥赤堀雅幸「人類学における部族理解の概要」
⑦岡崎健治「骨からみた長江デルタ地域の初期稲作農耕民」
⑧覚張隆史「ハラアト・ジュハイラ遺跡出土人骨及び動物骨の骨化学分析」
⑨本郷一美「ヒツジ牧畜の伝播」

第3回全体研究会 2021年3月13日 オンライン開催
①藤井純夫「ヨルダン、サウジアラビア遺跡調査の総括と今後の展望」
②足立拓朗「ワディ・グバイ遺跡群出土の青銅製品の系譜について」
③上杉彰紀「ワディ・グバイ20号遺跡のペトログリフについて」
④藤井純夫・小高敬寛「ワディ・ムハラックおよびワディ・グバイ遺跡群のエンクロージャーとプラットフォーム」
⑤河合 望「エジプト・スーダン東部砂漠地帯における考古学調査研究の課題と現状」
⑥安倍雅史「バハレーンにおける新石器時代研究の現状」
⑦長谷川奏「2020年ハウラー遺跡発掘調査の概要-港まちの構造-」
⑧徳永里砂「2020年ハウラー遺跡後背地グラフィティ調査の概要」
⑨覚張隆史「ハラアト・ジュハイラ遺跡出土人骨及び動物骨の骨化学分析」
⑩岡崎健治「ワディ・グバイおよびワディ・ムハラック遺跡群から出土した人骨の写真鑑定」
⑪本郷一美「Khashm Arfa出土動物骨」
⑫赤堀雅幸「名誉は暴力を語る:エジプト西部砂漠ベドウィンの血讐と醜聞」