JICA草の根技術協力事業「ティカル国立公園への観光回廊における人材育成と組織化支援プロジェクト」2022年度本邦研修 開講式(1日目)

 金沢大学草の根技術協力事業『ティカル国立公園への観光回廊における人材育成と組織化支援プロジェクト』の一環として、グアテマラから3名の研修員が来日し、10月24日から11月4日の間に開催される本邦研修に参加している。研修員は、ロベルト・アリエル・アギラル・チャン(Roberto Ariel Aguilar Chan /フローレス市役所、文化遺産部門担当職員)、エリック・オズワルド・ガルシア・ヒメネス(Eric Oswaldo Garcia Jimenez /エル・カオバコミュニティの工芸家グループ「マヤ芸術協会」のリーダー)、ルイス・ホセ・エルナンデス・ゴンサレス(Luis José Hernández González /グアテマラ観光庁職員)の3名である。
 上記の研修期間において、研修生3名は、日本や中南米の文化資源の活用に関する講義を受講するとともに、まちづくりにおいて地元の観光資源を適切に活用している金沢、高山、白川郷を視察する。こうした活動を通して得られた知識や経験をもとに、それぞれの所属先やコミュニティの課題とその解決策を再考し、アクションプランを提案していく。

 2022年10月24日には、本邦研修の開講式を行った。米山芳春氏(JICA北陸センター 所長)、池哲広氏(JICA北陸センター 専任参事)、中村誠一教授(金沢大学 古代文明・文化資源学研究所 所長)の挨拶を頂戴した後、ロベルト・アリエル・アギラル・チャン氏が研修員代表として挨拶を行った。
 開講式の後は、金沢大学の和田隆志学長への表敬訪問を行った。学長表敬では、エリック・オズワルド・ガルシア・ヒメネス氏が研修生を代表し、挨拶をした。
 学長表敬の後には、学内施設の見学を行い、特に、足立拓朗教授の案内のもと、金沢大学資料館を視察した。


学長表敬
学長表敬

開講式
開講式



活動報告レポート