無形文化資源に関する調査研究

 本部門では、言語・伝承・神話・世界観・芸能・知識・技術など、物質的な存在形態をとらない文化資源、すなわち無形の文化資源に関する調査・研究・保護・活用に取り組んでいます。物質的な形態をもたない対象のため、まずそれを記録して残すことが研究の第一歩になりますが、それを資源と見る視点から、汎人類的な有用性にも着目した活用策の検討にも力を入れています。具体的な研究分野としては、言語学・文化人類学・民俗学・地理学・宗教学・芸術学などの諸領域を基盤にしながら、研究対象の特性に応じた多角的、領域横断的なアプローチを重視しています。所属スタッフの調査研究フィールドは、日本・韓国・中国等の東アジア、タイ・インドネシア等の東南アジアなどの地域をカバーしています。

スタッフ(2020年8月1日現在)

氏名 所属 職階    専門
西本 陽一 人間科学系 教授 兼任 文化人類学
新田 哲夫 歴史言語文化学系 教授 兼任 言語学
浅井 暁子 学校教育系 准教授 兼任 作曲
田村 うらら 人間科学系 准教授 兼任 文化人類学