文化資源情報の収集・社会還元

 本部門では、文化資源に関わるさまざまな情報の、体系的な収集・管理・公開・社会還元を行うとともに、そのための研究・開発を行います。絵画、彫刻、建造物、考古学的遺品などの有形文化資源をはじめ、それらの画像情報、あるいは文書や史料などの文字情報、儀式、祭礼、芸能などに関する動画情報、音楽、方言などの音声情報などを、それぞれの形態にふさわしい方法で収集・整理し、効率的な管理、公開を行います。そしてそのためのメソッドを開発し、具体的な成果を公開することで、社会への還元、あるいは国際貢献を進めます。  センターの他の2部門があつかう情報を体系化して管理することで、それぞれの研究を支援するとともに、両者の統合を図り、より包括的な文化資源研究を進めていきます。文化資源学の教育の分野にも積極的に関わり、大学院とくに留学生を対象とした文化資源情報学プログラムを提供します。また、博物館学芸員や地方自治体の文化行政スタッフなどを対象に、文化資源学に関するリカレント教育を実施し、社会貢献にもつとめます。

スタッフ(2020年8月1日現在)

氏名 所属 職階    専門
上田  望 国際基幹教育院 教授 兼任 中国古典文学
高山 知明 歴史言語文化学系 教授 兼任 日本語音韻論・日本語音韻史
森  雅秀 人間科学系 教授 兼任 インド仏教学・比較文化学
笠原 禎也 総合メディア基盤センター 教授 協力
大規模データの高度情報処理・データの高度利用・伝送法に関する研究
高田 良宏 総合メディア基盤センター 准教授 協力
データベース・情報システム・情報教育