北東アジアの古代・中世考古学
研究者:足立 拓朗(代表・形態文化資源部門-教授)
小嶋 芳孝(金沢学院大学特任教授-客員教授)
覚張 隆史(国際文化資源学研究センター-助教)
古畑 徹(人間社会研究域・学域副域長)
期間:2018年4月 - 2021年1月
目 的:
日本列島の歴史・文化を考える上で、隣接する北東アジアの情勢を把握することは非常に重要である。特に古代・中世において、日本列島は多くの影響を北東アジアから受けている。本課題ユニットでは、渤海国を中心に日本列島と北東アジアの交流関係を探ることを目的とする。金沢大学はロシア沿海州の極東大学、極東アカデミー、ハバロフスク州のN.I.グロデコヴァ記念ハバロフスク地方文化博物館と交流協定を締結している。そして、文部科学省2017年度大学教育再生戦略推進費「『大学の世界展開力強化事業』~ロシア、インド等との大学間交流形成支援~」に採択されていることから、ロシアの沿海州、ハバロフスク州と協力しながら、本課題の研究を進めていきたい。極東アカデミーの考古学研究所とさらに詳細な協定書を締結する必要があれば、是非、締結して研究を進展させたい。