JICA「草の根技術協力事業」の2019年度本邦研修(7日目)
緒方理彩
(2019/10/13)
10月12日の午前中、研修生たちは、石川県立歴史博物館の学芸主任である塩崎久代氏の解説を受けながら館内を視察した。来館者のために工夫された資料の展示や、効率的かつ魅力的に金沢市の歴史や文化を伝えるデジタル技術などから、楽しみながらも自分たちの歴史や文化と照らし合わせて学んでいる様子が見られた。
老若男女誰もが体験できて、能動的に学ぶことができるコーナーでは武士の甲冑や着物を着用し、写真撮影を行った。
金沢21世紀美術館では、通訳兼研修監理員の瀧徹氏により、館の現代建築としての特質と、一般に無料で公開されている常設展についての説明を受けた。研修生各々が、展示されている作品に興味を示した。