2021年3月20日:「令和3年度文化遺産保護国際貢献事業(国際協力拠点交流事業)」採択に関して(中村誠一教授)

 文化庁の令和3年度文化遺産保護国際貢献事業(国際協力拠点交流事業)に、センター長の中村誠一教授が推進する「グアテマラ世界複合遺産ティカル国立公園における文化遺産の三次元計測と取得データの活用法に関する現地人材養成事業」が採択されました。

※文化遺産保護国際貢献事業
我が国がこれまで蓄積してきた文化遺産保存修復に係る高度な知識・技術・経験を活 用し、武力紛争、自然災害等により損傷、衰退、消滅、若しくは破壊された人類共通の 貴重な財産である海外の有形・無形の文化遺産の保護に協力していくことは、我が国の 顔の見える迅速で柔軟な国際貢献を図っていく上で重要である。このような、有形・無 形の文化遺産に対する国際協力を推進することにより、文化財分野の国際貢献を確実に 図るとともに、我が国の文化財の専門家の活躍の場を広げ、当該専門家の持っている知 識・技術を向上させ、その知識・技術をさらに蓄積させることは、我が国の文化財分野 の国益向上に資するものである。
文化庁:令和3年度文化遺産保護国際貢献事業)