東アジアの古典演劇と近代
研究者:西村 聡(代表・伝承文化資源部門-教授)
上田 望 (文化資源情報部門-教授)
呉 真 (中国人民大学(中国))
黒田 譜美 (金沢工業高等専門学校講師)
施 凱盛 (元福井大学非常勤講師)
期間:2015年4月 - 2021年1月
目 的:
日本の古典演劇と中国の古典演劇が近代への移行期においてどのように変容し,また伝統を継承したか,それぞれの研究成果を比較対照することで,互いに視野を広げて新しい研究方法を模索し,新しく研究対象を開拓することをめざす。日中の比較だけでなく,古典文学と近代文学,文学と歴史・美術・音楽など様々な領域の専門家による共同研究が必要であり,東アジア古典演劇研究会及び公開講演会の開催を通してネットワーク作りを進めてゆく。さらに,日本の古典演劇に関しては地域の資料の活用を図り,中国の古典演劇に関しては動画や画像資料の整理を進め,金沢大学や独自のDBのプラットフォームを利用して世界に向けての情報発信と学術知見の共有を目指す。