2020年度 研究業績一覧(神谷嘉美)
1. 研究論文(著書を含む)
- 「南蛮文化館所蔵のIHS書見台に関するトータル分析と保存修復」神谷嘉美、北村繁、中川理夢、本多貴之、矢野孝子、文化財保存修復学会第42回大会研究発表集、査読無、pp.346-349、2020
- 「田螺山遺跡・良渚遺跡群出土漆器のモノづくり技術」神谷嘉美、『河姆渡と良渚-中国稲作文明の起源-』中村慎一・劉斌編、査読無、pp.150-160、雄山閣、2020
- 神谷嘉美「装飾に用いられた金属材料の形状分析の重要性-南蛮漆器を彩る平蒔絵技法に関する新たな研究手法の提案-」うるしニュース、査読無、No.23、p.3、2020
- 「段階的分解手法〔ハートカット法〕による極微量分析の検討~エポキシ樹脂を含侵した漆塗膜の検出向上への試み~」神谷嘉美、永井義隆、本多貴之、日本漆アカデミー報告書2020、査読無、p24、2020
2. 学会発表
- 神谷嘉美、北村繁、中川理夢、本多貴之、矢野孝子「南蛮文化館所蔵のIHS書見台に関するトータル分析と保存修復」、文化財保存修復学会第42回大会、電子媒体での発表(2020年6月20、21日開催予定だったが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため現地開催中止し、電子媒体による発表へ変更)
- 神谷嘉美、永井義隆、本多貴之「段階的分解手法〔ハートカット法〕による極微量分析の検討~エポキシ樹脂を含侵した漆塗膜の検出向上への試み~」漆サミット2020、オンライン開催2020年11月21日
3. 特許等
なし
4. 外部資金獲得状況
- 科学研究費補助金 基盤研究(A)、保存処理材料が共存する有機文化財の後世調査に対する微量分析システムの構築、神谷嘉美、2017~2021年度、36,920千円、代表
- 科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽)、中世以降の漆黒と平蒔絵材料を識別する自然科学的手法の確立、神谷嘉美、2020~2022年度、6,240千円、代表
- 科学研究費補助金 学術変革領域研究(A)、考古遺物の材料分析と産地推定(研究領域:中国文明起源解明の新・考古学イニシアティブ)、神谷嘉美、2020~2024年度、49,270千円、代表
- 科学研究費補助金 基盤研究(A)、アジア螺鈿文化交流史の構築―物質文化史の視点から、小林公治、2020~2024年度、41,080千円、分担
5. その他(受賞,国際シンポジウムの開催,報道等)
- 公開講演会【文化財とカビ問題―カビを知って予防し除去する―】、高鳥浩介先生(カビ相談センター理事長)、2020年7月22日、金沢大学、主催:国際文化資源学研究センター
- 公開講演会【保存科学者は見た-文化財保存の裏話】佐野千絵先生(元独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 保存科学研究センター長)、2020年8月5日、金沢大学、主催:平成31年度戦略的研究推進プログラム(拠点形成型)超然プロジェクト、共催:金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター
- 神谷嘉美「平蒔絵と分類された蒔絵粉の形状について(仮題)」輪島市 輪島漆芸技術活用推進事業セミナー、輪島市役所産業部漆器商工課漆器産業振興室、2021年3月21日、輪島塗会館(予定)