2020年度 研究業績一覧(谷川竜一)

1. 研究論文(著書を含む)

  1. 河合望・谷川竜一『金沢大学文化資源学研究』第26号、金沢大学国際文化資源学研究センター、全50頁、2021年3月(印刷予定)。
  2. 谷川竜一、クズネツォフ・ ドミトリー「北朝鮮の都市計画家・金正熙――朝鮮戦争休戦(1953年)以前の履歴解明とその分析」『日本建築学会計画系論文集』第86巻、第781号、日本建築学会、2021年3月、pp.1103-1113(査読有、掲載確定・印刷中)。
  3. Ryuichi Tanigawa, Dongchun Seo, “Architecture teachers during the early days of North Korea: Between liberation from Japanese colonial rule and the establishment of a socialist state,” Japan Architectural Review, Volume 4, Issue 1, Architectural Institute of Japan, 2020, Dec, pp.155-167 (査読有).
  4. 谷川竜一「豊後土工と芋」『佐伯史談』佐伯史談会、2021年2月(掲載確定・印刷中)。
  5. 谷川竜一「1958年、平壌・青年通りにアパートが建つ」『思想』1161号(2021年1月号)岩波書店、2020年12月、pp.38-61。
  6. 谷川竜一「日英水力による大井川の水力発電開発計画と北米西部開拓 ――森田一雄『南船北馬五十年』技術思想史」『土木史研究講演集』40巻、日本土木学会、2020年7月、pp.109-122。
  7. 谷川竜一「玉流館の味と歴史」平田賢一編『百聞不如一見3』私家版報告書、2020年6月、pp.19-25.
  8. 谷川竜一、徐東千「北朝鮮の草創期建築教員たち ――日本植民地支配からの解放と社会主義体制構築のはざまで」『日本建築学会計画系論文集』第85巻、第770号、日本建築学会、2020年4月、pp.943-953(査読有)。


2. 学会発表

  1. 谷川竜一「韓国併合と統監邸」西澤泰彦主催研究会、2021年3月13日(予定)。
  2. 谷川竜一「1945平壌解放」東アジア近代建築史関係科研合同研究会『通史的と通時的な東アジア住宅地形成について』奧冨利幸・谷川竜一主催、2021年3月12日(予定)
  3. 谷川竜一「20世紀東アジアの都市・建築に潜在するポスト・コロニアルな力学――北朝鮮の都市住宅建設を中心に」『金沢大学国際文化資源学研究センター研究発表会』(第4回)、金沢大学国際文化資源学研究センター、12月25日(On line)。
  4. 谷川竜一「北朝鮮の建国と朝鮮人建築家たち」アジア建造環境200年史研究会主催『第3回 アジア建造環境200年史研究会』2020年12月11日(On line)。
  5. 谷川竜一「撮影場所になったホテルの建築について――「平壌第一ホテル」シーンに選ばれた理由を探る」『文化史研究の視点から「愛の不時着」を語る』人文科学研究所部門研究会(第6研究)兼 科研(On line)費「冷戦期北朝鮮の文化史:人・情報の流動性に注目して」(20H01330)主催、2020年11月28日。
  6. Ryuichi Tanigawa, “Infrastructure as Historical and Cultural Heritage: The Nejama Tunnel in East Java and its Historical Context,” International Web Seminar “Ethic, Aesthetic, and Heritage: the role of tangible and intangible heritage in the Asia-Pacific region,” Queensland University of Technology, Jiangxi University of Science and Technology, University of 17 Agustus 1945 Surabaya, University of 17 Agustus 1945 Samarinda, 2020, Nov. 5th (On line).
  7. 谷川竜一「出稼ぎトンネル坑夫集団「豊後土工」と戦後賠償・開発援助──再編される日本植民地開発の経験と人脈」国際学術シンポジウム『戦後空間WGシンポジウム05「賠償・援助・振興──戦後空間のアジア」』日本建築学会戦後空間WG主催、2020年10月17日(On line)。
  8. 谷川竜一「日英水力による大井川の水力発電開発計画と北米西部開拓 ―森田一雄『南船北馬五十年』技術思想史―」『第40回 土木史研究発表会』日本土木学会、2020年7月12日(On line)。
  9. 谷川竜一「都市計画家・金正熙の1940年代」『同志社大・人文研・第6部門・2020年度第1回研究会』2020年5月16日(On line)。


3. 特許等

なし


4. 外部資金獲得状況

  1. 科学研究費補助金 基盤研究(B) 18H01616、朝鮮半島の冷戦下都市復興における東西建設援助の建築史的研究、谷川竜一、2018年度〜2022年度、17,160千円 (直接経費 : 13,200千円、間接経費 : 3,960千円)、代表。
  2. 科学研究費補助金 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化) 17KK0024、冷戦下東アジアにおける都市の対立と依存に関する歴史研究―平壌とソウルの空間変容史、谷川竜一、 2017年度〜2021年度、15,080千円 (直接経費 : 11,600千円、間接経費 : 3,480千円)、代表。
  3. 科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽) 17K18510、出稼ぎトンネル坑夫集団「豊後どっこ」にみるアジア近現代開発史研究、谷川竜一、2017年度〜2019年度、6,370千円 (直接経費 : 4,900千円、間接経費 : 1,470千円)、代表。
  4. 科学研究費補助金 基盤研究(B) 20H01330、冷戦期北朝鮮の文化史:人・情報の流動性に注目して、板垣竜太、2020年度~2023年度、分担。
  5. 科学研究費補助金 基盤研究(B) 19162663、近代東アジアにおける都市基盤及び住宅地の形成と再編に関する実証的研究、奥冨利幸、2019年度〜2023年度、分担。
  6. 科学研究費補助金 基盤研究(C) 18K01105、多文化共生時代のミュージアムを分析する手法の開発及びその理論化、村田麻里子、2018年度〜2020年度、分担。


5. その他(受賞,国際シンポジウムの開催,報道等)

  1. 奧冨利幸・谷川竜一主催、東アジア近代建築史関係科研合同研究会『通史的と通時的な東アジア住宅地形成について』2021年3月12日(予定)。
  2. 新学術創成研究機構・文化遺産国際協力ネットワーキングユニット(河合望・谷川竜一)主催シンポジウム『文化遺産を見つけ、育て、生業とする』金沢大学人間社会学域第一講義棟101教室、2021年2月7日。
  3. アジア建造環境200年史研究会(企画運営:谷川竜一・林憲吾・岡村健太郎)主催『第3回 アジア建造環境200年史研究会』2020年12月11日。
  4. 谷川竜一「開放系のメッセージを発信し、地域を世界と結びつける」『海と灯台学をつくろう』日本財団・海と灯台プロジェクト、2020年11月1日、https://toudai.uminohi.jp/research/
  5. アジア建造環境200年史研究会(企画運営:谷川竜一・林憲吾・岡村健太郎)主催『第2回 アジア建造環境200年史研究会』2020年8月7日。
  6. アジア建造環境200年史研究会(企画運営:谷川竜一・林憲吾・岡村健太郎)主催『第1回 アジア建造環境200年史研究会』2020年7月2日。