JICA「草の根技術協力事業」の2019年度本邦研修 開講式(1日目、2日目)

Alejandro Falla(アレハンドロ・ファジャ・ディアス)
(2019/10/08)

 金沢大学草の根技術協力事業『ティカル国立公園への観光回廊における人材育成と組織化支援プロジェクト』の一環として、グアテマラから6人、ホンジュラスから1人の研修生が、JICAとの共同で10月6日から10月18日の間に開催される本邦研修に参加した。本研修では、グアテマラにあるティカル国立公園の周辺コミュニティのリーダーと地元の機関の主要メンバーが課題を共有し、解決策を考え、アクションプランを提案する機会を提供する。金沢、高山、白川郷などの文化遺産の学習を含むプログラムの中では、日本での文化遺産の活用例から、文化資源を効果的に管理する方法を学ぶ機会が提供される。

 ティカル国立公園のクリステル・ミチェル・ピネダ・オレジャーナ氏、グアテマラ職業訓練校(INTECAP)のカルロス・アビガイル・ゴンサレス・ゴンサレス氏、グアテマラ観光庁(INGUAT)のホセ・フランシスコ・カノ・オサエタ氏、イシュル(Ixlú)のイングリ・フランシスカ・モラレス・ヒメネス氏、ホンジュラスからホンジュラス国立人類学歴史学研究(IHAH)のクリスティアン・ナポレオン・アギラウ・ニエト氏、さらに本プロジェクトのプロジェクトマネージャー補佐のマイノル・アレクサンデル・ウリサル・チャバリア氏、プログラムコーディネーターであるミゲル・アンヘル・エチェベリア・タヘル氏が研修員と参加している。

 2019年10月7日午前、開講式にて、国際文化資源学研究センターのセンター長である西本陽一教授、JICA北陸センターの中条典彦氏、国際文化資源学研究センターの中村誠一教授が参加者を歓迎するスピーチを行った。その後、フランシスコ・カノ氏は、グアテマラとホンジュラスの参加者の代表として挨拶を行った。式典の後、研修参加者は金沢大学の施設を案内された。


( 開講式 )


 午後、プログラムの参加者は金沢大学の学長を訪ねた。学長表敬では、クリステル・ミチェル・ピネダ・オレジャーナ氏が研修生を代表し、挨拶をした。


( 表敬訪問 )